Fight!TAKU -YAMASAKI TAKU OFFICIAL WEBSITE トップページへご意見・ご感想リンク集
お知らせプロフィール政策と出版物活動レポート山崎拓の主張「拓」関連記事憲法改正ビデオメッセージ
VOICE OF TAKU山崎拓の主張
アイデンティティーを礎に、誇りのもてる国づくりを
「山崎拓の時々刻々」 2001年1月1日  第25号
新年明けましておめでとうございます。  
 
いよいよ新世紀を迎えました。これからスタートする21世紀が"衰亡"の世紀にならないよう何としても"心豊かな繁栄" の世紀にしなくてはなりません。  
 
残念ながらわが日本の20世紀は、衰亡のきざしとともに幕を閉じました。経済の停滞、財政破綻が老後や子供たちの将来への不安を生み、何よりも、社会規範や道徳心の乱れが社会システム全体への危機感を深刻なものにしています。  
 
1980年代半ば、まさに日本経済が絶頂期にあり、アメリカの政治経済が低迷していた時代に訪米する機会がありました。私は官房副長官として当時の中曽根総理に随行したのですが、元総理はアメリカ議会を相手に、「アメリカには、フロンティア・スピリット、ピューリタリズム、そしてイノベーション・スピリットという、3つの偉大な国民精神があったはずだが、その精神はいったいどこへいってしまったのか」と演説し、なんと万雷の拍手を受けました。  
 
当時は、「日本は(アメリカとの対比において)一民族・一言語・一国家で、国民がまとまっている。アイデンティティーがあるから発展したのだ」と言われていたのです。 ところがその後たった10年あまりで、まったく立場が逆転してしまいました。  
 
アイデンティティーとは何でしょうか。独自の存在・精神・心の拠り所であり“共同体のきずな”として必要なものです。国家のアイデンティティーと同時に、個人、家族、地域コミュニティーが各々のアイデンティティーをしっかりと見つめ直すことから始めなければならない時だと思います。我々大人が自信をもてなければ、子供たちが健全に育つわけがありません。日本人自身が誇りを失っては、国際社会から信頼を得られるわけがないのです。  
 
21世紀の日本には、新しい国家目標がぜひとも必要です。国家目標とは主権者たる国民が決めるものですから、国家の基本を定める憲法の改正論議を通じ、アイデンティティーすなわち「国のかたち」と「国民精神のあり方」について、国民全体でしっかり議論し合意することが最重要だと考えています。  
 
連帯し助け合って、いい国・誇りをもてる国にしようではありませんか。志さえあれば、それを実現する底力がわれわれにはあると信じます。  
 
節度と気骨ある国づくりを目指し、憲法改正を通じて21世紀の日本の新しい国家目標を打ち立て、アイデンティティーを確立することに使命感をもって取り組んでまいります。今年もびしびしと叱咤激励くださいますよう、どうぞよろしくお願い申しあげます。
 
このページの先頭へ