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普天間基地の移設問題での混乱を憂う
メールマガジン 山崎拓の時々刻々 157号
  
振り返れば、沖縄・普天間には、何度足を運んだ事だろうか?   
  
基地の隣接地に、密集した市民の暮らし・保育園から大学や病院など   
町の営みがある風景を民主党の諸君は、真摯な気持ちで見たことがあるのだろうか?   
  
この危険な状態を少しでも改善しようと、日米両政府が長い歴史と時間を費やし、   
沖縄県民をはじめ多くの人が血のにじむような努力をして活路を見出してきた、   
普天間が、鳩山民主党政権のなかで混乱を来たしている。   
  
  
そもそも「普天間基地の移設問題」は、当初は名護の沖合の海上埋立てという   
構想だったが、2005年にキャンプシュワブ内陸上から海上埋立て案に代わった。   
環境アセスメントも実施され、知事の意見書で、埋立て部分をもう少し沖合に出す   
(50メートル程度)のであれば可能であるという結論が出た。   
民主党政権がこれを白紙に戻すというのであれば、具体的な代案を示さなければいけない。   
  
この問題は、前国会で批准した「在沖縄海兵隊のグアム移転に係る協定」の中身と   
ワンセットになっている。条約遵守義務を定めた憲法98条の規定に触れる問題でもあり、   
国際間の約束事を、政権が変わったからといって勝手に反故にしてよいのか。   
  
民主党政権は県外移設を主張している。しかし、沖縄県民の方は不満だろうが、   
県外で受け入れるところがないのが現実である。岡田外相は嘉手納基地併設案を   
言っているが、米軍のみならず地元(嘉手納町等)も強く反対している。米国の   
基地(普天間基地)が米国の基地(キャンプ・シュワブ)に移転するわけだから、   
基地自体が一つ減るというのは事実である。   
  
普天間という危険な基地が1日も早く返還されることは、沖縄県民の大多数も   
強く望んでいると思う。今のような白紙の状態だと、普天間基地もそのまま存続し   
てしまう。米軍にとっては普天間基地が存続しても問題はない。   
  
痛手を蒙るのは日本だ。   
  
さらに、海兵隊の要員約8千人及びその家族約9千人のグアムへの移転、   
嘉手納基地以南の6つの基地の返還もこれと同時に行われることになっているが、   
普天間問題が動かないと、これらも動かない。   
  
社民党が建前上呪文のように繰り返している「国外移転」は、   
一部であるが(すなわち、6つの基地返還)、既に自民党政権時代が勝ち取った   
我が国外交の果実なのである。   
  
  
ゲーツ国防長官が10月20日に来日した際にも最大の議題となったまま、   
時間だけが経過している。オバマ大統領の来日までにもう時間はない。
 
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