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「イラクにおける日本人人質の解放をめぐって」
イラクで聖戦士旅団と称する武装グループに人質として捕えられていた3人に続き、その直後に行方不明になっていた2人も本日、無事解放され、ほっとしたところです。ご家族の皆様のみならず日本国民全体が安堵したことでしょう。  
 
 この事件は多くの問題を提起しています。私は事件発生時に次のような対応策を与党幹部にお伝えするとともにホームページ上でも提案しました。  
 
(1) 現地(バグダット)に邦人救出の司令塔となる人材(政府高官)を派遣すること。  
(2) イラク宗教組織を通じて解放要求を行う道を模索すること。  
(3) 自衛隊及び政府要員以外の在イラク邦人全てのイラクからの出国を強く促し、民間人のイラクへの渡航を今後は禁止すること。  
(4) その代わり、危険回避能力を有する自衛隊は現地に留まり、わが国を代表してイラクの復興・人道支援を続けること。  
 
 解放に当っては、現地の宗教指導者らでつくるイスラム聖職者協会に人質が保護されましたが、政府も当協会への働きかけを解決方策の中心においたことが結果として功を奏したと思います。  
 
しかし、今回の人質事件の解決のために自衛隊撤退を求める声が声高に叫ばれたことは問題です。一時ご家族の方にも同趣旨のご発言があり、お身内が危険にさらされている状況下での必死なお気持ちとはお察しするものの、日本国民全体の利益を考えない身勝手な発言と言わざるを得ずショックを受けました。人質解放の「条件」としての撤退要求に屈していれば、立て続けに同様のテロ事件を誘発していたことは明白です。何よりも自衛隊は国際協調の下イラクの平和と安定のための復興・人道支援を行うべく、国会承認の手続きの上で派遣されたものであり、派遣されたばかりの現時点での撤退は国益に反します。  
 
もう1つの問題は、私が(3)で主張していることで、折から渡航禁止を可能とする新法制定の動きが出て参りました。政府は昨年暮れから今年にかけて計27回も退避勧告を出しているので、今回の行動は言わば「自己責任」の筈です。今回解放されたばかりの方々中には、ほとぼりが冷めたらまた行きたい、などと洩らしている方がいるようですが、とんでもない話です。救出には物心両面に亘り大変な国民の負担が掛かっているのですから、国民の皆様に心から謝罪すべきでしょう。  
 
今回の事件の学習効果として、政府が国民の啓蒙活動と国の危機管理能力を高めることが肝心です。  
 
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