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訪韓報告:盧次期大統領と会談
「山崎拓の時々刻々」 2003年2月13日 第58号
2月9日〜11日間の国会休戦を利用して与党三党の幹事長で訪韓し、盧武鉉次期大統領と会談しました。  
 
 盧氏は最高の苦労人だと聞いておりましたが、想像していたより明るい人柄で我々一行は大変好印象を受けました。盧氏は冒頭から「小泉総理が日本の総理として颯爽と登場した頃から、美男子で羨ましく憧れていた」との第一声。私は「あなたの方が苦労人で好男子だから、国民的人気において負けないのではないか。2月25日の大統領就任式における初の日韓首脳会談では胸襟を開いて率直に意見交換し、肝胆相照らす関係を築いて欲しい」と申し上げました。  
 
 会談のテーマは、北朝鮮の核開発阻止に絞られました。盧氏の方は、金大中大統領の太陽政策を継承し、あくまでも対話路線で北朝鮮の暴走を食い止めたいと主張しました。私はその基本姿勢に異存はないが、特に米朝の直接対話が重要であり、まず米韓の緊密な協力関係を樹立すべく、盧新大統領の一日も早い訪米を促しました。かつ対話の枠組みはマルチが望ましく、ベースとなる日米韓三国の足並みが乱れないようにしなければならないこと、その上で日・米・韓・中・露と北朝鮮の六者協議や英・仏を加えた八者協議、さらにアセアン地域フォーラム等の枠組みで北東アジアの安全保障環境の醸成を行っていくべきことを主張しました。  
 
 94年の朝鮮半島危機の際、カーター訪朝により一転して米朝がジュネーブ合意にいたり、北朝鮮は「現存及び建設中の核関連施設の凍結及び将来の解体」を約束したにも関わらず、結局、現在にいたるまで核開発を続けていたのです。残念ながら、現時点では太陽政策が功を奏したとはいえません。  
 
 北朝鮮問題への対応よりも先に、イラク問題への対応が緊急課題となっています。イラクは大量破壊兵器(生物・化学両兵器)の開発の疑惑を受けており、一連の国連決議に基づく国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)や国際原子力機関(IAEA)による査察が行われているがイラク側の非協力により見るべき成果があがっておりません。確かに武力行使は最後の手段ですが、イラクの大量破壊兵器による脅威はこの際必ず除去しなければなりません。  
 
 さらに北朝鮮の核の脅威を間近に抱える日本にとっては、イラクへの対応はすなわち、北朝鮮問題に直結しているということを忘れてはなりません。金正日総書記はフセイン大統領と自分の運命を重ねて見ていることでしょう。  
イラクに対する米国の武力行使に断固反対するということは、北朝鮮有事の際の武力行使も阻止する立場をとることを意味します。  
 
 当面米英は新しい国連安保理決議を求めて努力すると思われますが、日本も北朝鮮の核開発阻止を念頭において共同歩調で、国際世論の喚起に全力を尽くすべきだと信じます。  
 
 最後に、盧氏は「過去よりも未来が重要。未来志向で日韓関係を発展させ、北東アジアの平和を図っていきい。」と述べた上で、「日本も平和を愛する国になったことの証しとして、新しい戦没者追悼施設を作ってくれれば、自分も訪日の際参拝したい」と述べられました。そのことを会談後に紹介したところ、みずから韓国側に提言したかのように報道されましたが、実際の会話の流れとは異なるということを付け加えさせていただきます。  
 
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