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中国北京を訪問:緊迫した日中関係の改善にむけて
メールマガジン 山崎拓の時々刻々185
 このたび(4/14〜16)3年ぶりに中国北京訪問の機会を得ました。  
中国共産党中央対外連絡部(中連部)にお世話になり、北京滞在中の日程は老朋友(古い親しい友人)に何人かお目にかかりましたが、とりわけ日中友好協会会長唐家璇氏との会談内容は重要だと存じますので、要点のみご紹介します。  
  
(唐家璇氏)  
 1972年の日中国交正常化以来中日関係は最悪の状態となった。  
その原因は、中国が領有権を有する釣魚島を日本が勝手に国有化したことにある。  
昨年9月のAPECの際中日首脳会談が開かれ、当時の胡錦涛主席が野田首相に反対の意向を伝えたにも拘らず、2日後に国有化してしまった。胡主席は面子をつぶされた。  
これで40年続いてきた良好な中日関係が、日本側の行動で一方的に損われた。  
この問題を解決するためには、高いレベルでの対話が必要である。  
その一環として安倍総理親書を持参の上訪中すると言っている高村特使が、中国首脳と会ってそれを手渡すためには、その親書の内容についての事前調整が必要である。  
そのための事前協議が中日政府間で何度も行われかなり煮詰まったが、基本的なところが合意出来ず、先日再び白紙に戻された。  
今は事前協議が中断されているが、最終的に合意に至るよう日本側が真面目に努力してほしい。  
そのためには今日迄日中間で合意された「※4つの共同文書」を踏まえ、日中国交正常化以来の(この問題を棚上げしてきた)先人の知恵に学ぶべきだ。  
合意出来なければ、中国政府は高村氏を総理特使として受け入れられない。  
日中友好議員連盟訪中団の団長としてだけなら、中日友好協会の会長として私が受け入れる。  
このように政治関係は今は行き詰まっているが、民間交流は依然として盛んであり、必ず橋が架かると信じている。この問題をめぐって一部の中国民衆が過激な行動をとったが、中国政府はすでに取り締まり処分した。  
  
※4つの共同文書=日中共同声明(1972)、日中平和友好条約(1978)、日中共同宣言(1998-江沢民来日時)、日中共同声明(2008-胡錦涛来日時)  
  
  
(山崎拓)  
 G2の時代に入った。最早中国は発展途上国とは言えない。世界の平和と繁栄に責任を有するGDP世界第二の経済大国である。加えて国際社会は中国の軍事力の急速な増強に懸念を持っている。  
習近平主席が追及する「国民の夢」実現のうち、経済力世界一は歓迎するが、軍事力の強大化を目指して海洋進出に拍車をかけていることについては、日本やアセアン諸国は重大な懸念を有している。  
野田前首相の政治センスのなさが胡前主席を傷つけたかもしれないが、国有化閣議決定の原因は別にある。日本の国土は国有地、公有地、私有地から成っている。  
野田前首相は、公有地たる都有地にするよりは国有地にした方が誤解をさけることができる、と考えたに違いない。  
何れにしても日本の国土には変わりがなくタイミングに問題があったかもしれないが寛大な気持ちでご理解願いたい。  
中国は日本にとって一衣帯水の隣国として致命的に重要な国である。   
40年にわたる日中友好関係を子々孫々にわたり堅持したい。そのための高村訪中であり是非受け入れてほしい。しかし問題の根本的解決のためには、両国首脳が直接 胸襟を開いて会談することが必要だ。   
昨日中連部の劉結一副部長とお会いした際私から、北朝鮮がミサイル発射を中止し、6者協議に復活するよう、もっと中国が影響力を発揮するようお願いした。同氏は6者協議再開について、まず米朝間の対話が先行すべきだと言われた。バイの会談は6者協議の場で行えば良く、その実現のため是非積極的に取り組んでほしいと申し上げた。  
  
(唐家璇)  
 北朝鮮がミサイル発射を中止し、かつ6者協議に戻るよう、中国は常にあらゆるチャンネルを通じて働きかけてきた。  
近く武大偉6者協議特別代表が訪米し、米国とその方向で打ち合せすることになるだろう。  
  
                  
 
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