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山崎拓幹事長が激白「それでも小泉改革は正しい!」
経済界 インタビュー
構造改革、訪朝、内閣改造と、政治的な課題への対応を巡り、小泉首相への風当たりが厳しくなっている。政権を支える自民党の山崎拓幹事長に聞いた。  
(聞き手:経済界主幹佐藤正忠)  
 
●政界再再編の可能性も  
 
――日本は大きな曲がり角を迎えています。  
山崎 21世紀になり、20世紀の後半に通用したやり方が通用しなくなりました。全く新しい方法で、国の建設に取り組むことが必要です。それが小泉構造改革の基本です。  
 バラ色の将来を描き、それを数字で示すことも必要でしょうが、そこまで行くプロセスを政治が担当しています。そのプロセスが構造改革であり、それを通じて活力を引き出すことが重要です。小泉流で言えば、民間活力を引き出して経済成長をさせようということです。  
 
――長野県知事選で明らかになったのは、あれだけの保守王国でも有権者は変化を求めているということでしょう。  
山崎 すべての面でシステムやルールを変える必要があります。小泉改革は道路公団や郵政など小局ばかりで大局をやっていないという批判がありますが、あらゆる分野で改革に取り組んでいます。民間でできるものは民間で、地方でできるものは地方でという基本軸で、例えば構造改革特区などは地方の発意で国がお金を出さずに民間の力でやろうとしています。今までとは全く違いますから、一つひとつ抵抗が出てきます。今までの方法で満足している人や利益を得ている人は反対しますが、一般の国民は非常に変化、新しいシステムを求めています。  
 
――補欠選挙も注目です。  
山崎 7つもありますから、世論のバロメーターになるでしょう。それぞれに補欠が生じた原因があり、新しい人に代えようとする方向に世論は動きますから、われわれには不利だと考えています。  
 
――東京では自民党が苦戦していますね。  
山崎 東京と地方は全く違いますが、いずれ東京の現象は地方に影響していきます。自民党は東京に議席がなく、地方で議席を多数獲得して、足らざるところを連立して補っている。この体制は、そう長くは続かないでしょう。  
 
――自民党が旧態依然としているのでは。  
山崎 自民党は、前身の時代を含めると半世紀以上にわたって政権を担ってきました。時代が変われば政党の役割も変わります。また、中選挙区と小選挙区ではかなり違います。2大政党制の下での政権交代に備えた自民党のあり方を考えていかなければなりません。  
 ただ、相手の政党もまだ固まっていないので、本当の2大政党が確立されていません。民主党は代表選挙を通じて一人前の政党になる試練を受けていますが、場合によっては代表選が政界再編の引き金になることも考えられます。民主党は小泉政権打倒と言っていますが、実は困っていると思いますよ。自民党は保守党ではなく改革党になっていますから。  
 
●時代が作った小泉総理  
 
――有権者は、何を求めていると思いますか。  
山崎 経済が厳しいので何とかしてほしいという声もありますが、それよりも変わることに対して非常に価値観を感じています。マンネリに対して、それでいいという話はどこにもありません。言い換えれば未来が不透明で、未来に希望を持ちたいということだと思います。小泉政権は希望を示してくれそうな予感があるから支持されているわけで、とにかく何かやってみることです。現状維持が一番いけません。  
 
――構造改革は確かに必要ですが、現下の経済情勢では非常に厳しいものがあります。  
山崎 改革をやれば民間企業のリストラと同じように、必ずマイナス面が出てきます。しかしマイナス面に目をつぶって、もっと大きなプラス面を見ていく姿勢が必要です。公共事業をすれば雇用は増えるかもしれませんが、それによって子孫は借金に苦しむことになります。ですから思い切って国債発行を30兆円に抑えて、予算の節約と中身を変えることを小泉内閣は一生懸命やっているわけです。少しずついい方向に変わっていくと思いますが、それには時間がかかります。どのくらい小泉内閣に時間を与えていただけるかが問題で、時間がなくて中途半端に終われば、いつかは国民が見放し、もっと新しいことをやれそうな新しい政党に力を与えるようになると思います。  
 
――小泉内閣は、期待に応えられますか。  
山崎 国民には、(与党の中に)小泉総理を支える力がどの程度あるのかという不安があります。小泉総理は自分を支えてくれる大きな勢力がないので、自分に与えられた機能を十二分に使うしかありません。独断専行だといわれますが、議院内閣制の下で誕生した首相でも権限は集中していて、「これは総理の言ったことだ」で通せます。そして、国民が支持している小泉首相に反対するには、きちんと国民に説明できなければなりません。反対のための反対では、小選挙区制の下では当選できません。中選挙区制なら一部の団体の支持があって、大体15%の得票率で当選できましたが、小選挙区制では国会議員一人ひとりが改革派にならないと落選してしまいます。  
 今のやり方はややトップダウン的ですが、自民党が変わるためにはやむを得ないと思います。リーダーが保守派ならボトムアップの必要がありますが、リーダーが改革派の場合にはトップダウンでなければダメです。小泉総理は時代に呼ばれてきたリーダーだと思います。彼が20年前、30年前にやっていた主張は非常にエキセントリックに思えましたが、今ではそれが普通になってしまいました。  
 
――小泉首相は昔と変わっていませんか。  
山崎 全然変わっていません。けれんみのない男で、もったいぶったりしません。政治資金など集めたことがない。今の政治の実態から離れています。子分なんていませんし、それでも総理になれたんですから、時代が生んだんでしょう。  
 
(経済界 2002.10.22号より)  
 
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